「monokuri PEOPLE」Vol.13
#投資
移転に伴う事務所改装計画
設計担当 鳥山
今回は投資がテーマなので、設計の視点から案件をご紹介します。
設計として投資に関わる事として店舗の新規出店や移転、購入した物件の
リフォームなどが考えられますがその中で、今回は事務所の移転に関わらせて
頂いた案件をご紹介したいと思います。
以前も関わらせていただいた法人様で、広い事務所へと移転する事になり
内装の設計と施工をお手伝いしました。
元々に意匠性のある賃貸物件で、ワンルームの住居がベースでしたが
見晴らしが良く、天井の木目が印象的な物件でした。
全体的に落ち着いた木目と印象的な天井の木目を生かす方向で
以前の事務所の雰囲気を取り込みながらデザインしました。
退去後の原状回復も考慮して、内装は最低限にし、造作汁器をメインとした構成としました。
機能的な要素として、打合せのスペースと執務スペースを分ける必要が有ったので
高さを抑えた造作汁器で空間を分ける事としました。
打合せスペース側、執務室側両方から使える立体的な造りで、またオンライン会議などで
使用するモニター機器類の配線も乱雑になりがちですが、設計時に考慮する事で機能的に
隠すことができる造りとなっています。
内装は、コーポレイトカラーの紺色をエントランスから打合せ室まで配置して
住宅らしさを極力なくし、メインの建具だけは交換して、オフィスとして顔を作りました。
以前の事務所からご要望で有った黒板も壁の一部を塗装で設置致しました。
木目で落ち着いた、会社の雰囲気にマッチした空間になったと思います。
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